【子育て支援】子供扱いはNG!自信をつけチャレンジ精神を育む方法

子どもに対して、どのような接し方をするのか。実はこの部分が子育てをするうえで最も基本的な部分で、最も大切な部分だと言えます。

しかしながら、あまり意識せず接している方がほとんどではないでしょうか。子供に自信をあたえ、チャレンジ精神を育むための接し方を見ていきましょう。

子供扱いはNG!自信をつけチャレンジ精神を育む方法

皆さんは子供に接するときにどのように接していますか?恐らくこの質問に対して明確に答えられる方はあまりいないのではないでしょうか?というのも、あまり意識するようなことではないからです。

私は仕事柄、子供との接し方、お客様との接し方ということを日々考えているので、接し方や関係性というものの重要性を理解しています。

実は子育ての上手くいかない根本原因がここにあるかもしれません。私がヒアリングしてきた方もここを間違っていたから、何を言ってもうまくいかないという事が良くありました。その点について詳細を確認していきましょう。

子供があなたの言うことを聞かない理由とは?

子どもに「早くご飯を食べなさい」「歯を磨きなさい」と毎日言っていませんか?しかし毎日言っていると言う事は、改善されていないと言う事。つまり伝え方もしくは接し方がうまく出来ていない証拠です。

しかし、こういったこともありませんか?

  • 「旦那が言うとすんなり言う事を聴く」
  • 「先生の言うことは聴く」
  • 「私の時だけつよく反抗してくる」

実は、これ我が家の光景ことです(笑)うちの長男(5歳児)はまさにこの状況。その結果、妻は怒り狂う。それを見て私は関与しないように、そっと部屋を出る。このような事が多々あります。

でも、間違ってはいけないのは、

「子供がう事を聞かない性格ではない」

ということです。誰の言うことも聞かないなら、そういう可能性もありますが、特定の人との間でだけ問題が発生するのであれば、それは子供の性格の問題ではありません。

しかしながら、お母様としては、自分の前での子供が「子供の性格」と認識しがちです。「この子は頑固」「全然いうことを聞かない」「お姉ちゃんに比べ育てにくい」このように思ってしまうと、さらにややこしくなりますし、子供にも当然悪影響が出始めます。

繰り返しますが、これは当事者同士の関係性の問題なのです。その根本には、

「この人は僕を認めてくれている」

という想いがあるかどうか。ここがあるかどうかがキーなのです。

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同等の人間として接することが成功のキー

子どもに言う事を聞かせる。この発想自体があまり正しいこととは言えません。当然しつけの部分に関しては、この考え方も必要なのですが、しつけとそうじゃない教育の部分との区別ってついていますか?

これまたほとんどの方がNOでしょう。つまり親の方も案外、感情のまま子育てをしているものなのです。当然本を読んだりして学んだこともあるでしょう。しかし、いかなる状況においても、その信念をもとに子育てをしているかと問われたら困ってしまうのではないでしょうか。

まずはこのことを認めるのです。

そして、「自分は正しい」という想いを捨てた状態で、子供の意見に耳を傾けてみましょう。すると「あれ?確かにそういうこともあるかも」と思えます。多くの場合、この時に「そんなことはいいから!やりなさい!」となりますが、そこはぐっとこらえましょう。

ポイントは、子供を子ども扱いせず、同等の人間として接することが大切なのです。子供は見た目がちっちゃいこと。そして経験が足りない事から、「未熟」と判断され、親があれこれ言ったりやってあげないと生きていけないと思いがちです。

しかしそれは大きな間違いです。

東南アジアの貧しい地域では、3歳になれば働きます。ごみ山からお金になりそうなものを拾い集め、お金に換金する。そのお金を家に持ち帰る。このくらいのことは3歳児でも当たり前のようにやっているのです。

恐らく0歳から3歳になるまでの間、よりよい教育をしているあなたの子供が上記と同じようなことが出来ないとは思えません。もしできないとしたら、それまでの教育も間違っていたと言う事。

5歳にもなれば、一人で買い物もできるし、一人で登園も出来ます。しかし危険性をリスクを回避するために、一人で登園してはいけないというルールになる。その結果「子供は一人じゃ何もできない」という意識を親にも子供自身にも植え付けることになるのです。これは人間を育てるという意味において、大きな誤りではないかと思います。

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子どもを名探偵コナンだと思いましょう!?

突然ふざけたタイトルですが、コナン君の名フレーズに子育ての答えがあったのです。ご存じですか?

見た目は子供、頭脳は大人、名探偵コナン!

コナン君がテレビで放映される際に、毎回初めに流れるこのキャッチフレーズ。これこそが子供を表す至極の言葉だと感心します。

コナン君に限らずすべての子供がこの状態なのです。

コナン君を見たことがある方ならわかると思いますが、見た目がちっちゃいコナン君を子ども扱いする「毛利小五郎(毛利のおっちゃん)」「警部さんたち」に対して、コナン君が「おいおい・・・」という感じで、辟易している画があると思います。

恐らく子供たちもみな、そのように感じています。

子どもも皆さんと同じように、「自分の意見が正しいはずだ!」と思っています。でも常に「あんたに何がわかるの!私の言うことを聞いていればいいの!」と頭ごなしの対応をされたら「おいおい・・・」となりますよね(笑)

子どもと接するときには、是非この「見た目は子供、頭脳は大人」という言葉を忘れないようにしましょう。

同等のように扱われることで自信が付き積極的な子に!

自分を同等に扱ってくれル人に対しては、心を開くもの。

逆に、子ども扱いしてくる人に対しては、反抗したくなるもの。

子どもに限らず人間はみなこういう性質を持っているでしょう。実はとってもシンプルなんですよ。

そして、同等に扱われることで「自分でも出来るんだ!」「自分も人の役に立てる!」と思うことが出来るようになるため、自信が身についていきます。すると、何事にも積極的になり、チャレンジ精神のある子どもになります。

保護者が抱える子供の悩みに「なにごとにも消極的」「さめている」「チャレンジすらしないで諦める」というものがあります。

ここまで読んでくださった皆様なら、その原因がどこにあるかイメージが沸くのではないでしょうか。そうなんです。たったそれだけのことなのです。子供をコナン君だと思えばすべては解決する問題だったのです!

【まとめ】子供扱いはNG!自信をつけチャレンジ精神を育む方法

いかがでしたでしょうか?ここで紹介した考え方や接し方というのは、子育ての基本となるものです。これをしたらかすべてが変わるというものではありませんが、ここが基礎となります。基礎をしっかりと築いた上に、ひとつひとつの問題に対応していくと良いでしょう。

キーワードは名探偵コナン。見た目に騙されないようにしましょう。子供たちは賢い。そう、あなたのお子様も、素晴らしいお子さんなんです。