主婦に人気の児童発達支援士資格を取得した感想・口コミ!

こんにちは2児のママ”miina”です!
先日「児童発達支援士」という資格の学習をして資格の取得をしました!発達障害関連の資格はいろいろとありますが、この資格をお勧めしているサイトがあったのでその記事を見て、私も詳細を問い合せて受験してみました。今回はその結果と、感想、口コミについてまとめていきたいと思います!

児童発達支援士の章構成

私なりにまとめますと、発達障害児の教育や支援を行う方全般にお勧めできる資格と言えます。構成としては、以下のようになっていました。さら~っとご確認ください。

1章 発達障害の特性を知る
1-1 発達障害は障害なのか、個性なのか
1-2 発達障害の本当のリスクは二次障害
1-3 発達障害の種類と統計
1-4 自閉スペクトラム症とは
1-5 ADHD(注意欠如・多動性症)とは
1-6 LD(学習障害)とは

2章 支援・療育方法とケーススタディ
2-1 発達障害児の療育とは
2-2 ABA(応用行動分析)
2-3 TEACCH(ティーチ)
2-4 感覚統合療法
2-5 ケーススタディ:1日の流れを見える化しよう
2-6 ケーススタディ:否定語は肯定語に置き換えよう
2-7 ロールプレイトレーニング

3章 脳科学の面から、子供の特性を知る
3-1 子供を伸ばすキーワードは“教えない”
3-2 挨拶・返事で頭がよくなる
3-3 習慣化ネットワークの働きを知る
3-4 子供の幸せを決めるのは学力ではない

4章 人の道に立つための、しつけ教育
4-1 しつけ教育を行う目的とは
4-2 教育と発育の違い
4-3 素直な心を芽生えさせるしつけ
4-4 思いやりの心を芽生えさせるしつけ
4-5 やりぬく力を芽生えさせるしつけ
4-6 しつけを習慣化ネットワークに組み込む

5章 やる気を引き出し、自ら成長していく子の育て方
5-1 やる気を引き出す条件
5-2 子供の自由な発想を大切にする
5-3 学ぶことが何につながるのかをイメージさせる
5-4 誉めるよりも承認が重要
5-5 劣等感を抱かせない

6章 人間力を身につけ、必要とされる子の育て方
6-1 挨拶にプラスアルファをつけられるように
6-2 あきらめない心を育てるための考え方
6-3 自主性と主体性の違い
6-4 コミュニケーション力が最も求められているスキル
6-5 感謝の心が子供の未来を変える

ここまで詳細を書いて問題ないんでしょうか。。。。書いた後にちょっと不安になってきました(笑)ただ皆さんに有益な情報をお届けするためにクレームが入らない限りはこのまま行きたいと思います(笑)

この内容を見て頂いてわかるように、発達障害のことが2章分、その他子育てのことが4章分というイメージでした。最初はこれだと発達障害のことがあまり分からないのでは?と感じていたのですが、受講した後で感じたことは「バランス最高っ!」って思っちゃいました。テキストにも書かれているのですが、発達障害児(ADHD・学習障害・自閉症含む)の療育は「医療」と「教育」のバランスがとっても大事なんです。「医療面」ばかりに偏るのも良くないし、「教育面」に偏るものNG!そして、普段ネットや本で発達障害のことを調べていくとどうしても「医療」の知識が多くなります。こういう特性があるだとか、脳の仕組みがどうだとか。それなのに資格でもまた「医療」のことばかりだと絶対に良くないんです。この資格はその点を考慮してくれているようで、テキストにもこのように書かれていました。

療育をする際には、この定義で言われている通り「医療」と「教育」のバランスが非常に重要です。だからこそ児童発達支援士では、前半2章分を「医療」カテゴリとして後半4章分を「教育」カテゴリとして扱っているのです。恐らく児童発達支援士の学習をされる皆様は、医療面の知識は豊富なはずです。インターネットや本で学ばれてきていることでしょう。そのため本資格では「教育」の要素を少し多めにしてバランスをとっています。その結果、最高の療育を発達障害児に施すことが出来ると考えています。

児童発達支援士 公式テキストより抜粋

児童発達支援士という資格がどういう位置づけで、どういう目的で認定されているかがよくわかります。知識一辺倒になるのではなく、現場でいきる知識として役立つものだと感じることが出来るかと思います。

児童発達支援士の資格詳細

次に受講料や認定方法などをまとめていきたいと思います。

  • 受講料 37,400円(税込)※割引価格
  • 試験料 4,070円(税込)
  • 学習目安 15時間~30時間程度
  • 学習方法 自宅にてテキスト&動画閲覧
  • 試験方法 自宅にてオンライン受験
  • 合格率 85% 90%程度
  • 難易度 ★★☆☆☆(比較的易しい)
  • お勧め度 ★★★★★(私は大満足)

おおよそこのような感じでしょうか。受講料は他の発達障害関係の資格に比べると割安だと思います。四谷学院が認定している資格は10万程とかなり高額でした。そのため私も取得は断念・・・。主婦としてはやっぱり取得しやすい金額というのも大切なポイントですよね。

あと学習目安ですが、私は20時間くらいでした。厳密に数えるともう少しやっているかもしれませんが、1日1時間の学習を意識していて土日を抜いて毎日やりました。そしてちょうど1か月でテキスト学習を終わらせ、試験申し込みをしたのでだいたいそのくらいかと思います。テキストのボリュームは130ページ程度なので、そんなに大変ではありませんでした。女性に優しいデザインで図解も分かり易いし、文字も読みやすくてそのあたりもGOODだなと感じましたね。大学受験の時のような文字の小さい参考書だったらどうしようってちょっと不安だったので。

試験も自宅で完結しました。私はパソコンで受験しましたが、スマホでも受験できるという気軽さなのでデジタル機器が苦手な方でも、メールとログイン作業だけ出来れば大丈夫だと思います。自宅でやるのでカンニングしようと思えば出来てしまいます(笑)が、時間的にあまり余裕がないのでテキストを見返している場合じゃないと思います。そこは皆さんの良心にお任せしますね。ちなみに私は、、、、もちろん見ていませんよ!

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発達障害児(ADHD・学習障害・アスペルガー)支援に役立つ?

そして実際に大事なのは「本当にその資格役立つの??」という話ですよね。

私の結論としては、役に立つ可能性は十分にあると思います!

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当然、役立て方は人によって違うので、誰でも絶対に役に立つという事はいえませんが、お子様が発達障害児だったり、学童保育や放課後デイサービスなどで発達障害児のケアをされている方にとっては有益な資格だと思います。この資格の特徴の一つとして、すぐに実践で役立てることが出来るということも挙げられると思います。先ほど1章からの構成を紹介させていただきましたが、2章の7番目にあるロールプレイトレーニングなんかは、すぐに実践できるトレーニングが6つほど紹介されていました。またその6つをベースに、こうしたらもっといいかも!と考え付くことも出来るようになっているので実践可能なスキルが身につくという点でお勧めが出来ます。

そしてもうひとつ、この資格の良い点があります。それは発達障害児かどうかに限らず相手が「こども」であれば十分に効果を期待できる内容になっているという点です。前半2章は発達障害のことに特化しているのですが、後半4章分は一般的な子育ての知識という側面が強いという印象を受けました。

人によっては「それって発達障害支援という意味では微妙じゃない?」と感じるかもしれません。この辺りは賛否が分かれるところだと思うのですが、私は発達障害児もひとりの人間であり、子供であることを忘れてはいけないと思っているので、このような構成であることは非常に有益だと感じました。

私的にこの業界でこの資格があれば役立つだろうなーという業界をまとめました。

  • 学童保育
  • 放課後デイサービス
  • 保育士
  • 教職員
  • スクールヘルパー
  • 英会話&学習塾の講師
  • 幼児教室の講師
  • 主婦

このあたりの業種の方であれば児童発達支援士の学習をして損はないと思います!

児童発達支援士試験に合格したの?

あ、お伝えするの忘れていましたね(笑)

はい、無事合格できました!

こんな立派な賞状が贈られてきました☆嬉しいです~(^^)

そしてさらにびっくりしたのが、試験をオンラインで実施し「試験終了」というボタンを押したらその5秒後くらいには「おめでとうございます!合格です!」と画面に表示され、そこで合格だと言う事がわかりました。2週間くらいたってから自宅に通知が来るのかなーと勝手に思っていたのでびっくりしました。

たまたま合格できたから良かったものの万が一不合格だったら、ショックがでかいだろうな~。。。

ちなみに試験の内容は90%はテキストで学んだとおりのことでしたので、比較的レベルとしては易しいものだと思います。ただ10%程度はテキストにも出てこないような問題も含まれるので油断は禁物です!50問の問題があり、そのうち70%正解だと合格になるようです!

当然履歴書にも書くことが出来ます!

「児童発達支援士 取得」

このように書くことが認められています。「〇〇士」ってちょっとかっこいいですよね!転職予定のない私ですが、もし履歴書が必要になった時には堂々と「児童発達支援士」って書いちゃおうと思います!

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追記:合格後、イベントのお知らせが来ました!

合格して少し経ったタイミングで、「意見交換会のお知らせ」というものが来ました。昼間の開催だったため仕事の都合で出席は出来ませんでしたが、合格後もイベントやセミナー、勉強会というものを開催しているみたいですね。確かに資格を取って満足すると、その後また勉強をしようとか学びを深めようとはなかなか思わないので、こういうきっかけを作ってくれるとありがたいですね!

児童発達支援士には、認定支援士制度というものがあり、こちらに申し込むとさらに勉強会や動画学習コンテンツを視聴できるようになるみたいです。私はどうするかちょっと検討中です。でも、継続的に学びたいという方や、自分でもセミナーを開催できるようになりたいという方にはお勧めだと思います。

外部リンク
一般社団法人 人間力認定協会|会員制度

さらに、2021年10月より、受講者限定のLINE登録制度が出来ました。LINEの登録は受講者(合格済みの方も含む)なら無料で登録可能です。このLINEでは、1週間1度程度協会から発達支援に関する知識を共有する配信があったり、発達支援を簡単に確認できる1分学習動画というものが届きます。合格した後でもこういったアフターサービスがあるのはとても嬉しいですし、お得感満載で主婦の私が求めていたもの!(笑)

子供の成長に伴い悩みは変わるものですし、資格の勉強を終えた後は、結局いつもの自分の子育てに戻ってしまうこともあるので、LINEの配信を通じて「あ、そうだったな」と思い出せるきっかけを頂けることはとてもいいことだと感じています。

外部リンク
人間力認定協会公式のLINEを運用する目的とは

【まとめ】主婦に人気の児童発達支援士資格を取得した感想・口コミ!

私個人の口コミとしては取得してよかったと思っています。しかもかなり満足度が高いです。その理由としては、

  • すぐに実践可能なスキルを得られたため
  • 発達障害の学術面だけでなく、子育て面でのスキルも得られたため
  • コスパが非常に良いと感じたため
  • 協会の方が親切だったため(笑)

この記事が皆様のお役に立てることを祈っております。そして発達障害児の支援や教育でお悩みの方がいらっしゃったら是非検討してみてください。

保護者をねぎらってくれるような内容になっているので、資格取得の勉強をしながら慰めてもらえますよ(笑)子育てもバランスが大切です。無理をなさらない程度に、ほどほどに~!