【2021年版】発達障害児支援に関するお勧めの資格4選!

※この記事は2021年9月13日「【お勧め資格③】子ども発達障がい支援アドバイザー講座」の解説を追記しました


発達障害児の支援に関する資格があることをご存じでしたか?

最近は発達障害もしくはグレーゾーンと言われる子供が10人に1人と言われる時代です。その関係で療育施設や放課後デイだけでなく保育士や教職員の方も、発達障害児の対応を求められるようになっています。その際、役に立つのが本日紹介する資格となります。

どのような種類があり、どのような特徴があるのか確認しましょう。

発達障害児支援に関するおすすめの資格4選!

それでは発達障害児支援に関する資格4選をご紹介します。

実は今回ご紹介する4つの資格以外にも似たような資格は存在します。その中でも規模や口コミ、内容を判断したうえで、私なりのオススメを紹介させていただきます。資格を取得する目的は人それぞれ異なると思いますので、目的に応じた資格を選んでいただけると良いのではないかと思います。

【お勧め資格①】児童発達支援士

最初にご紹介する資格は、一般社団法人 人間力認定協会が認定する「児童発達支援士」という資格です。

こちらの団体は「人間力認定」というだけあって、主にいじめや引きこもり・自殺を防ぐための活動をされているようです。また様々な個性を認めようと言う事で、資格認定も複数されています。児童発達支援士以外にも、発達障害コミュニケーションサポーターやタッチタイピング検定という資格を扱っています。

また全国規模の学習教室に通う生徒3万人に対して様々なアプローチを実践し、効果が実証されたものだけをテキストで紹介しているとのことです。さらにアメリカシカゴの大学で研究をしている脳科学者にもプログラムを見てもらったとのこと。以上のことからも「効果があるもの」を期待する方にお勧めできます。

児童発達支援士の資格情報は下記の通りです。

資格名称児童発達支援士
(履歴書記載可能)
受験資格特になし
学習目安15時間~30時間程度
受講料金37,400円(税込)
試験料金4,070円(税込)
試験方法オンライン試験
支払方法ペイパル(クレカ対応)
銀行振込
※受講料金は割引適用価格

児童発達支援士資格の特徴は、大きく2つの学習内容に分かれていることです。

  1. 発達障害についての専門知識
  2. 子供の能力を引き出す接し方

他の資格は比較的発達障害のことだけに特化していることが多いです。ただ児童発達支援士資格は、子供の能力を引き出す接し方についてかなりボリューム(およそ半分程度)がさかれています。その理由について、こちらのWEBページの「よくあるご質問」にありましたので紹介します。

発達障害に関する知識以外の勉強をするのはなぜですか?

これは私どもの理念でもあるのですが、発達障害児を発達障害者として見るのではなく、ひとりの人間としてみますもっと大きく言えば、人間を動物としてみます。このように大きな枠で見ていくことで根本的な解決が出来るものなのです。例えば、発達障害のことだけに焦点を当てるのは、風邪薬を飲むのと同じようなこと。対して人間や動物として見ていくことは、風邪を根本から直すため生活習慣を見直すようなことなのです。つまりこうすことが一番の近道なのです。

https://www.manacal.co.jp/hattatu-license/より引用

なるほど、納得です。私好みの考え方とも言えます。発達障害を本当の意味で個性として捉えているからこそ、このような対応が出来るのでしょう。この紹介文を読んで「最もお勧めしたい資格」だと思い、今回1つ目に紹介をさせて頂いています。

資格の情報をまとめていると分かるのですが、ただ資格ビジネスとして活動している団体としっかりと受講者のことを考慮し活動している団体がハッキリわかれることがわかります。当然今回紹介した4つは本当にどれもオススメできるものですが、その他の資格の中には、、、、

児童発達支援士では、ワークブックというものも別紙で用意されているんです。そのワークブックでは「支援とは?」「自己分析と他者分析」「聴く姿勢と話す態度」「問題解決のための5つのステップ」などといった実践ワークが盛りだくさんです。心理学に基づいたコミュニケーションアプローチ方法を具体的に学べてとても満足感があると思います。こういうおまけがついていいるのって嬉しいですよね☆

そして何よりこの資格、今物凄く人気があるようで2021年に入ってからすでに2000名以上の方が受講されているとか。(2021年4月現在)4300名以上の方が受講されているようです(2021年8月現在)発達障害関連の資格は複数ありますが、私が知る中では一番勢いと人気が高まっている資格と言えると思います。割引キャンペーンや特典プレゼントなどのイベントを頻繁にやっているので、興味のある方は早めに確認されたほうが良いと思います。

最近まとめた記事で「発達障害児支援の人気資格3つを累計受講者数で徹底比較!」という記事を書いたのですが、そちらでも紹介している通り、発達障害支援の資格で最も累計受講者数が多いのがこの児童発達支援士でした。詳しくは、下記のリンクからご確認ください。

関連記事
発達障害児支援の人気資格3つを累計受講者数で徹底比較!

また児童発達支援士は割引を頻繁に行っているようです。毎月というわけではなさそうですが、2カ月に1回くらいは大幅割引を行っていると思います。協会のHPにはこのように記載がありました。

「会員数が1万人に達するまで随時大幅割引を実施します。真の支援をするためには、支援の輪を拡げることが先決です。そのために協会としても可能な範囲での割引販売をしていきます」

一般社団法人 人間力認定協会 公式HPより引用

割引が頻繁に行われているため、Twitterなどでは「ちょっとビジネスっぽさを感じる」という書き込みも見られます。この辺りをどうとらえるかは個人で違うでしょう。私個人としては、いくら良い商品を作っていてもネット上で人の目に触れなければないも同然であり、結局それは発達障害者の支援が拡がらないことに繋がるわけですから、この協会の目的が「支援の輪を拡げる」という事であれば自然な行動ではないかな?と思います。逆に粗悪な激安な物ばかりがネット上にあふれ、実際に購入したら「安かろう悪かろう」であまり良いものではなかった。。。というパターンも最近では多いように感じますので、私はクオリティがしっかりしているのであれば良いのではないかと感じました。

まとめると、この資格は発達障害児支援の資格の中で、初心者から中級者にお勧めできる資格と言えそうです。

外部リンク
一般社団法人 人間力認定協会 児童発達支援士

また公式のYOUTUBEチャンネルも開設されており、そこでは1分動画学習というものが確認できました。この目的は、「定期的な学習機会を提供する事で、理解を広め、支援の輪を拡げていくため」とのことです。資格だけ販売してそれで終了という団体ではないということがよくわかります。

 

申し込みのタイミングにもよりますが、このようなノベルティもプレゼントされているようです。多くの人に資格を受講させたいというよりは、受講者に満足をプレゼントしますよというメッセージが伝わってくる法人だなと感じます。

ノベルティ

児童発達支援士

発達障害児支援の資格として人気が高い児童発達支援士の公式サイトです。発達障害児(自閉スペクトラム症、ADHD、学習障害な…

【お勧め資格②】発達障害児支援士資格

次にご紹介するのが、四谷学院が認定する「発達障害児支援士資格」です。

本講座は、国内外で自閉症児教育に50年以上の実績を誇る学校法人武蔵野東学園の先生方が現場で実践され、「本当に効果があった」と認められた発達障害児への支援に関する根本的な考え方と具体的なノウハウをお伝えすべく開発されました。

・友達にすぐ手を出してしまう子にどう対応するか
・パニックで叫ぶ子に、パニックを起こさないために、事前にできる声かけとは何か?
・どうしたら相手の気持ちがわかるようになるのか?
・手先が不器用な子にどう対応するか?

教育の現場では、このようにたくさんの困りごとに対処する必要があります。発達障害のある子どもたちは一人ひとりの個性による差が大きいため、対応方法は多種多様です。

こちらは圧倒的な実績を強調されており、権威性抜群と言ったところです。

スマホでの受講が出来、サンプルも確認できるという充実ぶり。動画による講義も多数あるようなので、受講する際の分かり易さという点では群を抜いているかもしれません。そのあたりは流石大手の四谷学院と言ったところです。ただサンプル動画を見させていただきましたが、なんとなく「ん?」と感じるクオリティでした。あくまでサンプルなのでこの程度なのかもしれませんが、10万円以上の講座でこの動画だとしたらちょっと・・・です。下記がサンプル動画のスクショです。判断は皆さんにお任せします。

こちらの資格の詳細は下記の通りです。

資格名称発達障害児支援士
受験資格保育園・幼稚園・小学校の先生
児童発達支援事業・放課後デイなどの福祉従事者など
発達障害児の指導・支援に関わる方
学習目安15時間程度(オンライン動画講義)
受講料金109,780円 (税込)
試験料金HPに記載なし
試験方法認定試験(オンライン・記述式)
支払方法クレジットカード払い

決して安くはありませんが、充実した内容のカリキュラムを受講することが出来ます。

ただこちらも受講資格がありますので、全く関係のない方が今から勉強して、、、と言う事は難しそうです。とはいえ、「発達障害児の指導・支援にかかわる方」というのは恐らく保護者も含まれていると思いますので、多くの方が受講対象になると思います。ただ位置づけとしては、少し難しい内容も含まれるため、発達障害に関する知識が全くない状態からチャレンジするのは少し難しいかもしれません。

こちらの資格は入門編というよりは中級~上級者向けの資格ということが出来そうです。

こちらの資格は受講者の声のようなものも多数紹介されていますので、安心感があると思います。

関連記事
児童発達支援士と発達障害児支援士資格を徹底比較

外部リンク
四谷学院 発達障害児支援士

【お勧め資格③】子ども発達障がい支援アドバイザー講座

つぎは、ユーキャンから販売されている「子ども発達障がい支援アドバイザー講座」となります。この資格は、ユーキャンが販売を行っていますが、認定しているのは「発達凸凹アカデミー」という団体のようです。

子ども発達障がい支援アドバイザーとは、子どもの発達に関する理解を深め、成長に合わせて適切なサポートを実践できるようになる資格です。ユーキャンならわずか3ヵ月で、発達障がいに関する知識から接し方、事例まで包括的に学べます。さらに講座修了で「子ども発達障がい支援アドバイザー」の資格取得も! ご家庭内での生活や成長の支援だけでなく、保育士の方やボランティアなどで子どもと関わる機会が多い方にもおすすめです。

公式サイトより引用(https://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/1524/)

こちらの資格は2021年9月1日に認定が開始となった資格のようです。そのため今回紹介している4つの資格の中で最も新しい資格になります。まだ受講者数などの情報は出てきていません。

こちらの講座の資料請求をして確認をしましたが、レベル的には初心者向けという印象が強かったです。恐らく一つ目で紹介した児童発達支援士よりもさらに入門向けという位置づけのようです。その証拠にユーキャンでもこのような表記がありました。

当講座のカリキュラムは、お子さんが抱える発達障がいやグレーゾーン(以下、発達障がいといいます。)の基礎知識を学習し、家庭内で生活支援や成育支援ができる知識を身につけるものです。したがいまして、プロのアドバイザーとして、発達障がいをお持ちのお子さんのカウンセリングを行ったり、他者に教えたりするレベルの設定はされていません。

ここで表記があるように、仕事でこの資格を活かすというよりも、我が子のためにという方の方が向いていると思われます。

ユーキャンが開発をしていることもあって、教材はフルカラーで綺麗な印象です。インターネット上での学習も出来るようになっているようですが、正直こちらはイマイチだなと感じました。テキストで勉強したほうがわかり易そうですし、動画のクオリティもそんなに高いとは言えず、最新の資格のわりにちょっと古い印象を覚える動画だと感じました。私なりに動画のクオリティをランク付けすると「児童発達支援士>子ども発達障がい支援アドバイザー>発達障害児支援士」という順番ですね。

また試験は課題を提出し70%以上の正答率で合格となるようですが、認定証をもらうには別途料金が必要になるという事です。また課題といっても、記述式のものではなく、選択肢の中から答えを選ぶだけのようなので簡単ですし、自宅でやっているわけですから、テキストを見ながら試験を受けれるので(一応見ないで受けてくださいとは書いてあります)、「資格」と呼ぶにはどうかな?というところはあります。ただ資格の名前だけ欲しいという方もいると思うので、そういう意味では気軽に取得出来て良いかもしれません。

 

資格名称子ども発達障がい支援アドバイザー講座
受験資格特になし
学習目安3カ月(最大6か月)
受講料金32,000円(税込)
試験料金不要(認定証は別途)
試験方法自宅にて課題提出
支払方法ゆうちょ・コンビニ払い・クレカ払い

外部リンク
子ども発達障がい支援アドバイザー講座

【お勧め資格④】発達障害支援アドバイザー資格

つぎは、一般社団法人発達障害支援アドバイザー協会が認定する「発達障害支援アドバイザー資格」のご紹介です。取り扱い資格についてはHPにてこのように記載がありました。

一般社団法人発達障害支援アドバイザー協会Ⓡは、発達障害のある方を支援する際に必要な知識及び技術を有する発達障害支援アドバイザーⓇを養成します。基礎的な知識と技術習得できるのが発達障害支援アドバイザーコースであり、さらに深い知識を学ぶため、発達障害支援シニアアドバイザーコースを設けております。

公式サイトより引用(https://www.ddsienn.jp/)

 

資格名称発達障害支援アドバイザー資格
受験資格特になし
学習目安7時間20分(講義時間)
受講料金33,000円(税込)
試験料金HPに記載なし
試験方法自宅にてオンライン試験
支払方法ペイパル(クレカ対応)

この資格で学ぶ内容としては下記のようになっています。

  • ASD ≪自閉スペクトラム症≫
  • DCD ≪発達性協調運動障害≫
  • LD ≪学習障害≫
  • 視覚機能と学習
  • 行動変容(理論)
  • 行動変容(応用)
  • ADHD ≪注意欠陥・多動性障害≫

言い方が正しいかどうかわかりませんが、物凄く堅実で一般的な内容を学ぶという印象です。前述の児童発達支援士は子育てのことやしつけのことまで、発達障害以外の部分にも触れているのに対して、こちらはあくまでも発達障害について知るという点を強調されているのだと思われます。

しかしちょっと残念だったのは、こちらのサイトの更新が2021年3月でストップしている点です。(2021年7月時点)資格というのは性質上、一度作成してしまえばあとはあまり中身を更新しないという団体さんも多いため、そういった意味でHPの更新が止まってしまっているのはマイナス印象かなと思います。事情は分かりませんので、気になる方は申し込み前に問い合わせをしてレスポンスよく反応が来るか確認されると良いでしょう。

外部リンク
発達障害支援アドバイザー資格

【まとめ】発達障害児支援に関するおすすめの資格4選!

以上で発達障害児支援に関する資格の紹介を終わりたいと思います。

どの資格がよい、わるいということはなく、どれがご自身の性に合うかの問題だと思います。それぞれのホームページのリンクも貼ってありますので、そちらから是非ご確認いただけたらと思います。

発達障害児に関係する資格は、どれも民間資格となっていますので、どれが就職に有利でどれが有利ではないという差異もあまりないとご理解いただき問題ないと思います。それよりも、学びたいと思っている内容に近いものがあるかどうかで判断されると良いでしょう。団体によっては問い合わせをするとテキストサンプルを見せてくださる団体もあります。一つ目に紹介した児童発達支援士を認定する一般社団法人 人間力認定協会さんはテキストサンプルを見せてくださいました。

こういったところの対応が素早く丁寧な団体を選ぶことも大切なひとつかもしれませんね!

児童発達支援士

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