[タイピング全国7位が伝授]タッチタイピング速度をさらに上げる練習法

皆さん、タッチタイピングできますか?

恐らく10人のうち2人くらいでしょう。きっちりタッチタイピングが出来る方は。私はパソコン教室で10年ほど働き、数千人のお客様の対応をしてきましたが、「パソコンを毎日仕事で使っている」という方でも、正しいタイピングが出来ていないことがほとんどです。

今回はタイピングコンテストで全国7位になったことのある私が、タッチタイピングを最速でマスターする方法を伝授します。

タッチタイピングは老若男女だれでもマスターできる!

まず、この点を強調させてください。

「この年からやっても無理でしょ」

「自分は手先が器用じゃないから」

このように言われる方って非常に多いんです。しかし、断言させてください。どのような方でもタッチタイピングはマスターできます。必ずです。なぜそう言い切れるかというと、私は沢山のお客様を見てきて、絶対に無理だ・・・・と感じた人はひとりもいなかったからです。速さの上限がどこまで行けるかは個人差がありますが、タッチタイピング自体は必ずだれでもマスターすることが可能です。

私の記憶に残っている一人の生徒様の紹介をします。その方は、70代の女性。今までデジタル製品に触ったこともない状態で、私の勤めるマナカルに入会しました。その後毎日のように、通って下さり、授業の初めに20分ほどタイピングの練習をしていました。すると、その半年後にはタッチタイピングが当たり前のようにできているんです。

そして、それから1年以上たったある日、そのお客様の授業を久しぶりに見せて頂くと、なんとタイピングの速度が私より少し遅い程度まで進化していたのです!!!私は一応、全国で7位になったくらいなので、かなり早い方だと思いますが、その私に切迫していました。

普段はのんびり動いているのに、タイピングの際指だけはマッハでうごく!(笑)感動です。そう70代の初心者でもこうなれるってことです。

しかしそのためには、正しい方法で正しい練習方法をとる必要があるのです。

ホームポジションをマスターする

まずは、ホームポジションのマスターが必要不可欠です。詳細は過去の記事に書いてありますのでそちらをご覧ください。

>>タッチタイピングを最速でマスターするための3つの練習法

母音練習を徹底する

ローマ字入力をする際、母音を制すれば全体の50%以上制したことになります。そのくらい母音は重要です。母音の位置が正しくおせるようになると、自然と他の指も正しい位置に行くようになります。そのためホームポジションを習得したら、母音練習をしましょう。

私のお勧めは1日15分「あいうえお」のみ打ち続ける練習です。

やっていると飽きてきて、どうしても「かきくけこ」「さしすせそ」と行きたくなりますが、そこはグッと我慢しましょう。とにかく「あいうえお」の母音を100%指に教え込むことが必要です。

さぁここでもうひとつのポイントがでました。

それは頭ではなく、指に覚えさせると言う事!

頭で覚えたことはすぐに忘れます。中学校の時、歴史で覚えた年号をいったい幾つ覚えていますか?しかし中学校の時しかやっていない部活のスポーツは今でもある程度できる。

つまり頭よりも体で覚えることの方が大切だと言う事です。

そのために母音練習をしている時に「あいうえお」とつぶやきながらやるんではなく、「今日の晩御飯何かなー」とか他のことを考えながら入力するようにしましょう。すると頭ではなく指でタイピングしていることになるため、覚えが早くなり、忘れることも一生無くなります。

間違いを気にせずどんどん入力!

ここまで来たら基本的な指の置き方が理解でき、タイピングが楽しくなってきている頃です。もうストレスはほとんどなくなっているでしょう。しかし、この時期はまだタイピングをしていてミスが多くなる時です。それにいら立ってはいけません。それを避けるために、ちょっとしたをカンニングしてみたりすることもNGです。タッチタイピングの練習をする際は、絶対にキーボードを見ないことが大切ですから。

そのため「正しく入力しよう」と思うのではなく「とにかく入力しよう」という気持ちでタイピング練習に取り組みましょう。

ミスをしてもいちいちバックスペースで消す必要もありません。どんどん打ち続けてくださいね!

タイピング速度を一気に高める練習方法!

さぁ、上記が一般的なタッチタイピング習得方法です。紹介した3つをやるだけでマスターできます。本当に簡単ですからやってみてくださいね。

ここからは、タッチタイピングが出来る方の速度をさらに高める練習方法です。

といっても、私が意識してやっていたのは3つだけです。
楽しみながら練習できる方法なので是非実践してみてください。

会話を空想タイピング

タッチタイピングが出来るようになってから常にやっていたことがこれです。誰かと会話している時に、頭の中にキーボードをイメージして指を動かす。慣れてきたら頭の中でのイメージすらせずに、ふとももあたりで指を動かし、会話内容をタイピングしていました。

当然スピードに全然ついていけませんが、これも遊びですから、いけるところまでやってみればいいだけです。そういう習慣をつける事で、結果的にタイピングの練習を稼げて早くなります。

断言しますが、タイピング速度を速めたいのであれば、練習あるのみです。正直それが一番のメソッドだと思っています(笑)

バラード曲をタイピング

上記と同じような形ですが、好きな曲をタイピングする練習もかなりやっていました。好きな曲のタイピングなので自然とモチベーションが上がりますから、継続しやすいメリットがあります。私が練習していたころは、音楽をタイピングする練習サイトなどありませんでしたが、今では多数あるようなので、そちらを使ってみてください。

>>歌詞のタイピングが出来るサイト:myタイピング

こちらの練習時もミスはむしです。また変換も無視しましょう。変換を意識していたら絶対に音楽についていけませんから。

目に映る全てをタイピング

最後はこれ。もう究極ですが、目に映るものすべてを空想タイピングしていました。

車の運転をしていると、看板や標識が見えます。はい、空想タイピング。

テレビを見ているとテロップが流れます。はい、空想タイピング。

お風呂に入っているとシャンプーの成分が見えます。はい、空想タイピング。

こんなかんじですね。ここまでやれば早くなりますよね。冒頭でもお伝えしましたが、特別なことは特に何もやっていません。とにかくタイピングをする時間を増やすと言う事。それが空想でも全然OKです。繰り返しにはやっぱり力があると言う事ですね。

>>【初心者必見】タッチタイピングマスターのコツは右脳活用!?

【まとめ】タッチタイピング速度をさらに上げる練習法

以上が、タイピング速度をさらに上げる練習方法でした。やり方はとってもシンプルです。しかしタッチタイピング自体出来る人が少ないのも事実。つまり、誰かに見てもらわないとやっぱり継続できないと言う事なのでしょう。

一般社団法人 人間力認定協会ではタッチタイピング検定という資格を取り扱っています。この資格は、タイピング技能を見える化できる良い資格です。コロナ禍になり、資格需要が高まっているからか、受講者数が急増しているようです!

タッチタイピング検定|公式サイトへ
※2022年現在、試験システム構築のため新規受付を停止しているようです