PC教室の講師がタッチタイピング検定を練習なしで受験した結果

今人気沸騰中のタッチタイピング検定というものを知っていますか?

コロナ禍になりパソコン技術を高めようと考えている方が多くなっているようです。そこで今回はパソコンの技術の中でも一番分かり易いタイピング資格に挑戦してみました!

タッチタイピング検定とはどのような資格?

この資格は、一般社団法人 人間力認定協会が認定するタイピングスキルを問う資格です。

日本語入力部門と数字入力部門から成り立っています。以前から大々的に行われている「毎日パソコン入力コンクール」と似ているのですが、あちらは完全にコンクール。こちらは資格という位置づけのようです。

コンクールの場合は、本番に向けて同じ題材を何度も何度も練習して、本番を迎えます。

それに比べ資格の場合は、試験内容は当日まで分からないため、総合的にタイピングスキルを高めておく必要が出てきます。実際に私もコンクールである毎日パソコン入力コンクールを受講したことがあるのですが、あれにはちょっとした問題が・・・・。

というのも、パソコンの予測変換がきいてしまうところです。当然毎日パソコン入力コンクール時には、予測変換を使わないようにと言われているのですが、漢字変換に関しては、パソコンが勝手に覚えてしまうため、何度も1つのパソコンで練習をしていると、2,3行分まとめて入力し、変換キーをポンっとおすと、確実に1発で変換が完了となります。

これでは実務的な能力とは言えません。そこで登場したのがこのタッチタイピング検定なのです。タッチタイピング検定では、毎日パソコン入力コンクールの良い部分を残し、改善点を改善した資格なのです。

資格の詳細を確認してみましょう!

まず公式サイトはこちら↓
タッチタイピング検定|公式サイトへ
※2022年現在、試験システム構築のため新規受付を停止しているようです

こちらに詳細は記載されていますが、このサイトでもまとめていきます。

こちらが基本的な認定条件となります。1級から6級まであるようです。数字部門とは、テンキーで数字を入力する試験となるため、テンキーは必須です。ノートパソコンの上の部分を利用していてはスピードがかなり落ちますから。

実際に練習なしでタッチタイピング検定を受けてみた!

パソコンのプロである私たち講師陣もこちらの資格に挑戦をしてみました。当然私も受験しました!

日ごろからタイピングをしているので、練習はゼロでぶっつけ本番で受験をしてみました。その結果はこちら!!

 

受験者受験級結果
わたし準1級合格
Aさん2級合格
Bさん準1級不合格
Cさん2級合格

このような結果になりました!!私はどうにか準1級に合格!!ただ結構厳しかったです。なのでその上の1級は合格できそうにありませんね。

私の実力がどんなものか分からないと判断できないと思います。実は、私、、、、、前述した毎日パソコン入力コンクールで全国7位になったことがあります。そのくらい早い方です。それでも準1級がギリギリでしたので、1級は本当にめちゃくちゃ早い人じゃないと無理ですね。

他の講師陣もそこそこ早いのですが、2級が一つの目安という感じでしたね。タッチタイピング検定の公式サイトでも紹介されていますが、2級をひとつの目安にしているようでした。ちょうどいいレベル具合だと感じましたね。

意外と大変だったのが数字入力部門です。普段あまり意識してテンキー入力をしていないので、後半指がつりそうになりました(笑)数字入力部門の試験時間は5分です。すくなくとも5分は指がつらない程度に慣れておく必要はありますね。ちなみに日本語入力部門は10分間です。結構長いです。途中疲れてきますので、普段から入力慣れしておかないと厳しいかもしれません。

>>[タイピング全国7位が伝授]タッチタイピング速度をさらに上げる練習法

【まとめ】人気のタッチタイピング検定を練習なしで受験した結果

今人気のタッチタイピング検定についてまとめてみました。

結論としては、練習なしで受験するのはやっぱりちょっと無謀!!!(笑)どうせ受験するのであればやっぱり練習はしておきましょう。

特に数字入力の練習はしておいた方がいいですね!

この資格を取得したからと言って、就職できた!というものではないと思いますが、タイピングスキルはどの企業に就職するにしても必要不可欠なスキルと言えます。そのため取得しておけば、多少なりともプラスに捉えてもらえるでしょう。受験申し込みをした当日でも受験することが可能なようなので、翌週に迫った就職試験のために取得するという活用法もありそうです!