発達障がい児におすすめする自宅で出来る習い事 3選

最近では何らかの習い事をしているお子さんがとても増えています。早ければ就学前から習い事をしている、なんてお子さんもいらっしゃいます。

ですが、発達障害の特性を持つお子さんの場合、何かやらせたい。学ばせたい。と思っても自宅の外という環境で習うのは大変だったり、中には入会を断られてしまったなんてお話をお聞きすることもあります。

今回は、そんな方でも「自宅で気軽に行える習い事」を紹介していきます!

 

自宅で行えるおすすめの習い事

では早速、自宅で行えるおすすめの習い事を見ていきましょう!

様々な習いごとがあるのですが、その中でも3つに絞って紹介していきます!

 

1.オンラインで絵画の習い事をしてみよう!

「絵画」と聞くと少し身構えてしまうかもしれませんが、絵の描き方を子どもに合わせて教えてくれる習い事です。

オンラインで絵画の習い事をすることのメリットを見ていきましょう。

 

メリット1 絵が好きな子が続けやすい

絵を描くことが好きならば、習い事を続けやすく、授業に楽しんで取り組むことができるでしょう。楽しむことはとても大事で、本人が楽しんで取り組めるならば、少しずつ事前の準備や後片付けなども覚えていくことも期待できます。

 

メリット2 自分なりの気持ちの伝え方を学ぶことができる

発達障害の特性を持つ方は、言葉で自分の気持ちを伝えたりすることが苦手なことが多くあります。そんな方にも「オンライン絵画教室」をおすすめすることができます。言葉で自分の気持ちなどを伝えられなくても、絵にして描くことで伝えることができるようになる場合があります。もちろん最初はまったく意味が伝わらないことでしょう。ですが、少しずつ学んで成長していく中で、絵で伝えることを学んでいくことができます。

 

メリット3 友達ができる可能性があること

オンライン絵画教室は発達障害の方に対してのみ開いている教室もあります。そこでは、先生は話しますが、生徒側は話せるならば自分の言葉で、苦手ならばチャットでやり取りをすることがあります。口から言葉が思うように出なくとも、チャットでお互いの絵を誉め合ったり、自分の絵について話したりしていく中で友達ができることもあるでしょう。

 

もちろん、絵が苦手なお子さんもいらっしゃいますので、本人が楽しくやれていないのならば無理強いはしないようにしましょう。

 

2.オンラインでそろばんをやってみよう!

え、そろばんをやるの!?なんて思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は発達障害の特性をもつ子どもがそろばんをやるのは様々なメリットがあるのです。

 

メリット1 目で見て数字を理解しやすい

そろばんでは玉を動かして数字の計算を行います。発達障害の特性を持つ子どもは耳で聞くことより目で見て理解することが得意な子が多いため、実際に玉を使って計算していくと、少しずつですが計算についての理解が進んでいくことがあります。

 

メリット2 手先の運動や力加減の練習ができる

そろばんを使っていくと玉を素早く正確に動かせると上手に使いこなせてると見られます。そのためには、手先の細かい運動や、玉を弾く時の力加減などが必要になってきます。そろばんを使っていく中で自然と指先の運動が行われることで、気付いたら力のコントロールが少し上手くなって物を扱う練習になっていたなんてお話もあります。

 

メリット3 集中力が身につく

皆さんはそろばんを使ったことが何度かあるのではないでしょうか?その時の事を思い出してほしいのですが、単純な足し算や引き算でも普通に数字の計算を行うよりも集中した記憶はありませんか?少し集中力がなくなっただけで、玉の数が間違っていたなんて思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。私にもそんな経験があります。

正確にそろばんの玉を弾くためには集中力はとても大事です。最初から集中出来ずとも、そろばん教室に通い続ける中で少しずつ集中力が育まれていきます。

 

3.オンラインでパソコンのスキルを学んでみよう!

パソコンなんて無理って思ってしまう方!オンラインでパソコンのスキルを学んでみましょう!

パソコンのスキルを身につけることで、発達障害の特性によって苦手なスケジュール管理やお金の管理などを簡単に行えるようになります。そして将来就職をした時にも役立つので、現在から未来まで活かせる習い事となっています。

メリット1 コミュニケーションの手段の1つになる

パソコンを使っているとメールやメッセージなどの「文字」でのやり取りが増えていきます。言葉を使ったコミュニケーションが苦手でも、ゆっくりと考えてやり取りができるので、慌てずに自分のタイミングでコミュニケーションを取ることができます。

また、場所を問わずに世界中の様々な人と交流ができるため、同じ発達障害で悩んでいる方と悩みを相談しあったり、自分なりの解消法を教え合ったり、不満やストレスなどを分かち合ったりすることができます。

メリット2 発達障害と相性が良い

発達障害の特性の中の1つ「集中しすぎる」ことがあります。ゲームや漫画などの娯楽も過度に集中しすぎてしまいますが、お子さんの好きなことに対する集中力は目を見張るものがあります。もしもお子さんがプログラミングにはまったら、その集中しすぎる特性でプログラミングにのめり込むことでしょう。そしてその集中力とプログラミングがかけ合わさり、将来はプログラマーに就いていることがあるかもしれません。

メリット3 将来役立つスキルが身に付く

現代ではどんな職業に就いても、パソコンを始めとしてスマートフォン、タブレットなどの機器を使うことが多くあります。これらを使えなければ置いてかれるような時代となっています。そのため、子どもの頃からパソコンを始めとした機械に触れて、苦手意識を持たずに正しく関わることができるようになることはとても大切です。

まずは、マウスの扱い方やタイピングの仕方から学び、仕事上でよく使うWordやExcelなどの勉強や、ゲームで楽しみながら行えるプログラミングの授業を受けてみたり、インターネットリテラシーを学んだりすることは、きっと子どもが自立した時に役立つことでしょう。

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発達障害を持つ子どもは自宅で習い事ができる

発達障害ということで断られてしまった経験や、グレーゾーンだが椅子にずっと座っていられない、落ち着きがない、大声をよく出しだり叫んでしまって周囲の目が気にあってしまうなどから、どうしても実際の教室に通って授業を受けることが出来ないなんて方が多くいらっしゃいます。また、通える範囲に発達障害の子どもを受け入れてくれる習い事教室がない場合にもおすすめです。

ですが、オンラインならばそれを気にする必要はありません。周囲の目を気にすることなく、習い事に集中することができるでしょう。

 

合わなかったら辞めても良い

もちろん長く続けることができれば、それがお子さんの自信にも繋がるためとても良いことですが、嫌がっている状態で続けても効果は薄まってしまいますし、お子さんが習い事に対して悪い印象を抱いてしまいます。

そうなってしまうと別の物を始めようとしても「習い事」が嫌になってしまい、身が入らない可能性もあります。嫌がっている時に無理矢理やらせようとするのではなく、一旦止めてみて、何が嫌がっているのかを考えてみましょう。

また、合わなかったら辞めてもいいんだと親御さんが考えておくことも大切です。絶対習い事は続けないと駄目なんだと考えてしまうと、無理強いして親子で喧嘩になることも考えられます。合わなかったら違うことを探してみよう、と気楽に考えるようにしましょう。

 

【まとめ】発達障がい児におすすめする自宅で出来る習い事 3選

ここまで発達障がい児におすすめする自宅で出来る習い事について3つほど紹介してきました。

どれも共通して言えることは、どれも生きていく中で役立つスキルになることです。絵を描ける人は本屋などの紹介コーナー等で関連した絵を描いたり、イラストレーターを目指す方もいるでしょう。そろばんは、計算能力の基礎を築き上げるお手伝いをしてくれます。パソコンスキルを向上させることができれば、在宅で自分に合った環境で仕事をすることができるでしょう。

いつか子どもが自立した時、子どもが1人で生きていく将来を考えると親御さんは今から不安になってしまうのではないでしょうか?今回紹介した習い事以外にも様々なものありますので、お子さんに合った物に通ってみてはいかがでしょうか。

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