大人になってスキルよりも重要視されるのはコミュニケーション力

今回は記事では学校生活や社会に出てからも重要になる「コミュニケーション力」の必要性や重要性について紹介をしていきたいと思います。

コミュニケーション力とは?

コミュニケーション力とは、他者と意思疎通を上手に図る能力のことで、「コミュ力」と略して言われることもあります。人との関係性を築く能力のことになります。

「意思疎通を図る」ということで、その方法は主に話す(言語)だけでなく、身振り手振り・顔の表情など(非言語)も非常に重要になってきます。

コミュニケーション力の重要性

人と付き合う上で重要なコミュニケーション力ですが、大人になって就職や転職、社会人生活でどれくらい必要だと思いますか?

ある調査の結果では、企業が求めるスキル調査でなんと、「コミュニケーション能力」が1位なんです!

就職や転職で有利になるからと勉強する資格や専門知識などよりも順位が高い結果となりました。

さらに、現在に限らず今から20年前の調査でもコミュニケーション能力が1番求められるスキルとなっております。情報化やIT技術も進歩し、いろいろなことが自動化されていますが、それでも今後どのようなスキルが重要になってくるか?という未来のスキル予想でもコミュニケーション能力が1位の結果となっておりました。過去・現在・未来においてもコミュニケーション能力は重要視されていますので向上させていきたいですね。

実は日本人はコミュニケーション能力が低い!?

「日本人はシャイで、コミュニケーションが苦手」なんて事を聞いたことはありませんか? 実は海外に比べ、日本はコミュニケーション能力が身に付きにくいと言われています。

その理由として、日本では赤ちゃんを抱くとき、お母さんと向き合うように抱っこしますが、欧米人はその反対で、赤ちゃんの顔を進行方向に向ける人が多いようです。これは赤ちゃんの時からいろんな人の表情を見せるためであり、一種のコミュニケーショントレーニングだと言われています。

また幼稚園に入ると、毎朝スピーキング練習(ショーアンドテル)があり、子どもたちは自己表現力の練習をしています。入学すると、トーク、ディスカッション、ディベート、アーギューとスピーキング(話す力)を体系的に学び、力をつけていきます。

それに比べ日本は国語の授業ではリーディング(読むこと)とライティング(書くこと)がほとんどでスピーキングと言えば本読みぐらいしかやりません。欧米では国語というと、論証、比較、証明など、母国語を使いこなす言語技術の習得がなされるのに対し、日本にはそれすら存在していないのです。

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コミュニケーション力を向上させるにはどうしたら良いの??

コミュニケーション能力を向上させるためにも、コミュニケーションに必要な3つの力(ポイント)をおさえておきましょう。

1つ目:伝える力

自分の考えを論理的にわかりやすく伝える力や感情に訴えかける力、理解力に合わせて説明する力のことをいいます。友達や家族と1対1で話す場合や発表やスピーチなど1対多の場合など状況に応じて使う言葉や伝える内容、順序などを工夫することで、より効果的に情報を伝えることができます。すぐに実践できる方法として、まずは結論を先に伝えたり、5W1Hを付け加えて話をすることを意識するだけで、より具体的に相手に内容が伝わるようになります。

2つ目:聴く力

「コミュニケーション力=話す力 」をイメージする方も多いかと思いますが聴く力もとても重要になります。

相手の話を聴き理解する力、話の要点を押さえながら聴く力や、相手の話に共感して寄り添うなど気持ち良く話をさせることで会話が深まり、コミュニケーションを取りやすくなります。また、相手のことをより理解することにもつながります。

すぐに実践できる方法として

  • 話を聞くときに相手の方を向く
  • 相手話に相槌をうつ
  • 相手の言葉をそのまま言う(楽しかった→楽しかったんだ、イライラしちゃったよ→イライラするねなど)
  • 相手の動きや表情を真似する(楽しい表情ならこちらも楽しい表情をするなど)

などがあります。

3つ目:非言語

最初のコミュニケーションの説明で少し紹介しましたが、身振りや手振り、声のトーン。聴く姿勢や表情・目線なども重要なコミュニケーション能力のひとつです。話す内容も重要ですがそれ以上に、身振り手振り、聴く時の姿勢や表情次第で、同じ内容・同じ言葉がプラスにもマイナスにも変化してきます。

伝える時であれば、相手に親近感や安心感など感情をより伝えることが可能となり、聴く立場であれば、相手の想いや空気感を感じ取ることでミスリードを減らしたり、相手が話をしやすい空気を作ることも可能となります。

まとめ

今回はコミュニケーション力の重要性について紹介をしました。大人、子ども問わずコミュニケーション力はとても重要なスキルになります。家族や友人と過ごす時間や学校や職場など、日常生活で他者との関わり合いでは必要不可欠なスキルとなります。

上記で紹介した3つのポイント以外にも、「相手の話を最後まで聞かない(途中で遮る)」「相手の立場や考えを理解しない」この2つに当てはまることはありませんか?この2つを少し改善するだけでもコミュニケーションが円滑になります。コミュニケーションは会話のキャッチボールが基本となります。相手の話を途中で遮ってしまうと、結論まで聞かないためにピント外れの会話になってしまったり、自分のいいたいことばかりをいって相手にフラストレーションを与えてしまう場合があります。

また、相手の立場や考えを理解しないことで、自分の価値観や立場ばかりを押し付けていては、コミュニケーション(他者との意思疎通)にはなりません。相手の話に耳を傾けて、自分とは違った意見も理解しようとすることも大切です。すぐに実践できることもあるので、改善点を意識し実践しながら向上させていきましょう!

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