【実体験】引きこもりだった障害者が抜け出した1つのきっかけ

皆様こんにちは”junya”です!
今回の記事は身体障害者の私が引きこもりになった時の経験を元にした記事となっています。今後シリーズ化していきますのでお楽しみください!
引きこもりになったきっかけから、引きこもっていた時に考えていた事や感じた事、抜け出したきっかけなどをお話していきたいと思います。

これは現在引きこもりで悩んでいる本人の方だけではなく、親御さんなどの周りの方の接し方の参考になるかもしれません。
ぜひ最後まで読んでいただきたいです。

実体験シリーズ
引きこもりだった障害者が抜け出した1つのきっかけ
元引きこもりの障害者が伝える就職をする為の大切なポイント
障害者でも楽しく働ける3つのポイント

私の障害について(二分脊椎症)

私は二分脊椎という障害をもっており、排尿・排便障害を伴っています。そのため健常者の方よりもトイレに行く頻度が高く、時間もかかってしまいます。しかし自分の意志ではどうにもコントロールできない部分なのです。

引きこもりになったきっかけ

就職する前までは引きこもりになったりせずに普通に外出する事ができていました。ですが、就職をして働くようになってからお手洗いに行くたびに周りから白い目で見られたり、体調が悪い日が続くと「もう帰っていいよ」とこちらを見ずに冷たく言われる事が多々ありました。

もちろん私は就職前に障害を持っている事は伝えてありますし、障害の都合どうしてもお手洗いに行く事が多い事なども伝えていました。それでも理解をしてもらえなかったのか、想像と違ったのか段々と職場の人と関わるのが辛くなり退職する事になりました。

そこまではまだよかったのです。私は一回フルタイムの就労を諦めて短時間のアルバイトをしながら体調の様子を見ながら、沈んでしまった気持ちを戻していこうと思っていました。

そこから事務であったり、コンビニであったり色々なアルバイトの面接に行き全て落ちました。最初に挨拶をする所まではいいのですが、障害を持っている事や、障害の内容を伝えると段々と表情や声が微妙な雰囲気に・・・。

一番屈辱だったのはコンビニのバイトへ面接に行った時の事です。普通に面接は始まったのですが、履歴書に障害を持っている事を書いていたので、その事について話すと「ウチは向いてないんじゃないかな?もっといい所があると思うよ。」と言いながら履歴書を返されて、コンビニのお弁当を持たされて帰らされた時でした。私には過去にコンビニでのアルバイトの経験もあると伝えていてもこの扱いをされました。

なんで私はこんな扱いをされているんだ?と本当に悔しくてあの時は涙が止まりませんでした。そして他の面接でも落ち続けて引きこもりへとなっていきました。

もう私は何処からも必要とされていないんだな。それならもう外に出なくていいや、誰とも関わりたくなんて無い。一人で家の中でゲームをしたり本を読んだりして楽しい事をしているほうがよっぽどマシだ、と考えるようになっていました。

引きこもり生活の中で考えた事や感じた事

引きこもりが始まってすぐの頃は家族に言われて精神科に通っていました。

ほぼ全ての人が信じる事ができていなかった為、お医者さんに対して心の底から相談する事はできていませんでした。私が傷つかないような提案をしたり、悩んでいる事はないか聞いてくれていたのですが、当時の私は適当に話をしていました。

そして表面上では問題の無いような会話をしていたため、精神科へ通う事も無くなり、更に外に出る機会は少なくなっていきました。

当時感じた事ですが、家族から言われる言葉がとても辛かったのを覚えています。

「このまま引きこもってどうするの?」「仕事をしないといつまでも養ってあげる事はできないよ」などです。

そんなの分かってるんだよ!と私は心の中で思っていましたが、言った所で分かってもらえないと考えていた私は、決して言う事はありませんでした。

家族でさえも心の中で思っている事を言えず、誰にも相談できずとても苦しかったです。

普通の生活を送っていると夜に眠くなると思うのですが、私の場合は違いました。夜になると寝るのがとても怖く、まったく寝る事ができない時がありました。

それは決まって未来の事を考える時です。このままでもいいのだろうか、でも外に出て働くのはもう無理だ、など不安や恐怖で一人で泣いていました。助けて欲しい、と思う事はあってもこの事を相談する相手はいませんでした。

その結果、昼夜逆転生活をするようになりました。

生活リズムが狂ってしまうと体調も必然的に悪い方向へ行くようになりますし、家族と話す時間も更に減り、余計孤立していくようになり更に状況は悪化していきました。

外部リンク
発達障害児支援の人気資格|児童発達支援士公式サイト

引きこもりから抜け出したきっかけ

これはあくまでも私のきっかけですので、全ての引きこもっている人がこれで解決する訳ではありません。それを前提にお読み下さい。

私は親に無理矢理にパソコン教室に連れていかれました。

元々パソコンは嫌いではありませんでした。そこで、どうせ働くならパソコン関係の仕事はどうだ、でも就職の事は考えずにまずはスキルを習得するために通ってみようという話と多少のお小遣いで釣られていきました(笑)

そこで出会った講師の方々がとても素晴らしい人達でした。私の障害や、引きこもっている現状を理解した上で、普段はやっていない通うスケジュールを決めて、無理をしない範囲で通う。過度なコミュニケーションを取らずに、私が話しかけるまで待ってくれるし、話をするとしっかり聞いてくれる。言葉に詰まってしまった時でもゆっくり待ってくれる、否定をする事はない、でも間違った事を言うと直接的な言い方をせずに修正してくれる。

パソコンスキルを習得しに通っているはずが、いつの間にかコミュニケーショントレーニングをしてくれていました。

これがきっかけで人と接する事への恐怖、不安が少しずつ少なくなっていき、パソコンスキルも習得し無事引きこもりを脱出して再就職をしました。

その再就職先でも色々とあって辞めてしまうのですが・・・(笑)
それでも前ほど暗い気持ちになる事はありませんでした。そして今はお世話になった所で働いています。

関連記事
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たまにくじける時は当然あります。ですが、今は周りの人がどれだけ自分を支えてくれているか、親が愛情を持って接してくれているかよく分かりましたので、また引きこもってしまう事は無いと思っています。

まとめ:引きこもりだった障害者が抜け出した1つのきっかけ

いかがでしたでしょうか。この過去の話を書く為に色々と思い出していると、涙が流れてきたり色々と考えたりしていました。

今では引きこもっていた時もいい経験になったと思っています。こうやって過去の話をする事で悩んでいる誰かに「君だけじゃないよ、私も同じだったよ、1人じゃないよ」と伝える事ができるからです。

最近では発達障害の方が増えていて、人との接し方がうまくいかず、引きこもりになりやすいという話もあります。

もし引きこもりになっている方が居て、悩んでいる親御さんが読んでくださっていたら、接し方は本当に気を付けて下さい。人によって抜け出すきっかけはまったく違います。私みたく無理矢理にでも外に出したほうがいい場合もあれば、時間を置くことで本人の気持ちの整理がついて自然と出てくることもあります。

大事なのは本人をしっかり見て、何を悩んでいるのか、理解をして、1人じゃないと伝えてあげる事だと私は思っています。

ここまでご覧いただきありがとうございました。